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2017.02.09

「AQUOSというカメラ」の使いこなし術

  • 2017年春モデルのスマートフォンAQUOSのプレミアムコンパクトモデル「AQUOS SERIE mini SHV38」「AQUOS Xx3 mini」がいよいよ登場しました。カメラ性能は、昨年夏に発売されたフラッグシップモデル譲りのデジタルカメラ水準の高画質な写りと使いやすさを継承しています。今回は、2016年夏のフラッッグシップモデル(AQUOS ZETA SH-04H、AQUOS Xx3、AQUOS SERIE SHV34)と春モデルの両方で使えるカメラ機能の使いこなし術をご紹介します。

    昨年の夏に発売された夏モデルをご紹介した「2016年夏モデルAQUOSカメラの実力」もあわせてご覧下さい。

  • フラッグシップモデルとの違い

    まずは、簡単に春モデルと16年夏のフラッグシップモデルの違いをご紹介します。

    1. 有効画素数と焦点距離

    フラッグシップモデルの有効画素数は約2,260万画素。春モデルは約2,100万画素と比べると撮影出来る画像サイズは若干小さくなっていますが、2,000万画素を超える高精細な写りについては、あまり変わりません。特に写真プリントでの高画質とその写りの良さは「AQUOSというカメラの写真展」でも確認いただけます。また、少しだけ違うのが画角です。フラッグシップモデルの焦点距離は27mmでしたが、春モデルは若干ワイドな26mmです。もちろん光学式手ぶれ補正も搭載していますので、夜景も手持ちでの撮影が可能です。

  • 2. 動画機能

    もっとも違うのが動画機能です。フラッグシップモデルは4K2K動画撮影、ハイスピード撮影が行えましたが、今回の春モデルはフルHDの動画撮影のみになります。しかし、撮影サイズの違いはありますが、タイムラプス撮影や、動画からベストな一枚を写真として保存する「あとからキャプチャー」といった機能は健在です。撮影サイズが大きくない分、ファイルサイズを気にせず気軽に高画質な動画撮影を楽しめます。

  • 3. インカメラは超広角レンズで自撮り棒いらず

    インカメラはフラッグシップモデル約500万画素、24mm相当の広角レンズに比べ、春モデルは約800万画素、18mm相当の超広角のレンズになっているため、自撮り棒なしで広々と撮影できます。また、インカメラ専用のフラッシュ(モバイルライト)が搭載されています。

  • 4. デジタルカメラのような使いごこち。カメラ専用の「シャッターキー」を搭載

    春モデルの大きな特徴のひとつがカメラ専用の「シャッターキー」が本体の側面に搭載された点です。また、音量調整キーがズームキーとして使用でき、デジカメのような操作が可能になりました。

    また、このシャッターキーは、カメラの起動キーとしても使用できます。シャッターキーを長押しすると画面がオフの状態でもカメラを素早く起動できます。また、2度押しすることで、インカメラを起動できます(ロック画面、ホーム画面などのディスプレイがONの状態時のみ)。

    春モデルとフラッグシップモデルのカメラ機能については「AQUOSカメラスペシャルサイト」をご覧ください。

    http://www.sharp.co.jp/k-tai/aquos-camera/
  • 使いこなし術(1)「まずは設定を確認しよう」

    春モデルの初期設定は、800万画素の縦横比16:9の写真が撮れる設定になっています。まずは、カメラの設定を確認しましょう。撮影後にアプリを使って色や質感などを加工する場合は、大きな写真サイズで撮影した方が、加工後の仕上がりもよくなります。また画像サイズを縮小する場合でも、大きな写真サイズで撮影した後に縮小した方が写真はキレイになります。また、縦横の比率(16:9、4:3、1:1)についても自分にあったものを選びましょう。

    1. カメラの設定は、撮影モードに関わらず、撮影画面右上にある「設定」をタップします。
    2. 「写真」の「写真サイズ」で撮影する画像の大きさと縦横比を変更できます。
    3. 最高画質で撮影するには、「21M」をタップします。数字が大きいほど高画質で撮影できます。
  • <おすすめの設定>

    ● 高画質でキレイな写真を撮りたい場合は、写真サイズを「21M」に。AQUOSの高画質を実感できます。写真をプリントする場合はこのサイズで撮影しましょう。

    ● 撮った写真はSNSが中心で、プリントはしないという人は「8M」に。ズームを多用する人にオススメです。インスタグラムなどで真四角の写真で投稿する人は縦横比が4:3の「8M」にすると、16:9の写真のような横や縦に長い写真ではなく、一般的な長方形で撮影できます。

  • 使いこなし術(2)「自分好みのカメラにするフルマニュアル項目設定」

    「おすすめプラス」モードの「フルマニュアル」にすると、自分好みの設定で撮影できます。フルマニュアル設定項目を自分好みに設定することで、自分だけの写真を常に撮れます。「おすすめプラス」モードの「フルマニュアル」は、色やコントラストなどを自分で設定して自分だけの写真が撮れます。また、「くっきり」「ふんわり」などのプリセットも用意されています。

    1. 撮影モードを「おすすめプラス」のフルマニュアルモードに切り替えた状態にします。フルマニュアル項目の設定は、撮影画面右上にある「設定」をタップします。
    2. 「共通」をタップし「フルマニュアル項目選択」をタップします。
    3. 使用しない項目のチェックを外し、自分が撮影時に使用したい項目をチェックします。(4項目まで)

    ここで選択している「ホワイトバランス」「ISO感度」「彩度」「コントラスト」はおすすめの項目です。この4つは写真の質感や色味を調整するものですので、カメラの知識がなくても加工アプリの感覚でマニュアル撮影を行えます。

    1. ホワイトバランスは、色を調整できます。
    2. ISO感度は、数字が小さいほど高画質に撮影でき、数字が大きいほど暗い場所での撮影でも手ブレを起こしにくくなりますが、画質は悪くなります。
    3. 彩度は色の濃さを調整します。数字が小さいほど色が薄くなり、0にするとモノクロになります。
    4. コントラストを下げると、ふわっとした印象になり、階調が豊かな表現ができます。逆にコントラストを上げると明暗の差をはっきり、くっきりさせることができます。
  • おすすめのフルマニュアル撮影の例(1)彩度とコントラストを調整してモノクロの写真に

    左は彩度とコントラストがオートの状態です。右は彩度を「0(色をなしにした状態)」、コントラストを高めの「6」にして、モノクロの写真で撮影した写真です。逆に彩度を高くすると、色が濃くなり、鮮やかな写真が撮れます。こうした調整を撮影画面で仕上がりを確認しながら撮影できるのが、AQUOSのフルマニュアルの特徴です。

  • おすすめのフルマニュアル撮影の例(2)ホワイトバランスを調整して色を変える

    この作例はホワイトバランスを使ったマニュアル撮影です。左はホワイトバランスがオートの状態です。右はホワイトバランスのスライダーを左方向に。そうすることで、青っぽくしています。スライダーを右にスライドさせると、赤っぽく色が変化します。ホワイトバランスという言葉は難しく聞こえますが、色を変えるものだと覚えておきましょう。

    「おすすめプラス」モードについては「2016年夏モデルAQUOSカメラの実力」もあわせてご覧下さい。

  • 使いこなし術(3)「インカメラの設定方法」

    インカメラの設定でもアウトカメラ同様に写真サイズとあわせて縦横比の設定ができます。インカメラの初期設定の写真サイズは「縦横比16:9の6M」に設定されています。最大の写真サイズは「縦横比4:3の8M」です。アウトカメラと違って、サイズに大きな差はありませんので、縦横比の好みに応じて設定しましょう。

    春モデルのインカメラでは、女性に嬉しい「美肌調整」と「小顔補正」、「レンズ補正」があります。効果のかかり具合が選べますので、これらの効果をうまく設定して撮影してみましょう。また、前項の「おすすめプラス」モードの「フルマニュアル」はインカメラでも使用できるため、インカメラでも色や質感の調整を行って撮影することができます。

    設定の変更は、インカメラに切り替えた状態で、撮影画面左上の「設定」から行います。

  • 使いこなし術(4)「ピント位置があとから変えられる背景ぼかしモード」

    この「背景ぼかし」モードは、デジタル一眼カメラで撮影したような「ボケ味のきいた写真」を撮ることができる撮影モードで、ピントの位置とボケ具合(ぼかし量)を撮影後に調整・変更できます。「背景ぼかし」モードで撮影した写真は、撮影画面右下の「サムネイル」から撮影した写真を見ながら「ぼかし量」を調整します。ここでは、ボケ具合だけでなく、ピントの位置も調整、変更することができます。料理や小物、花などのテーブルフォトに最適な撮影モードです。

    撮り方のポイントは手前の被写体に思い切り近づいて、きちんと背景も画角内におさめると上手に撮ることができます。ピント位置とぼかし量の調整は、撮影後にアルバムアプリより行います。

    最新のAQUOSでなくても一部の機種では昔から搭載されている機能です。AQUOSをお使いの方は、撮影モードをチェックしてみましょう。

    アルバムアプリから「背景ぼかし」で撮影した写真を選択し、をタップするとピント位置とぼかし量を調整できます(この調整は何度でもやり直せます)。

    画面をタップするとピントの位置を調整できます。

    ぼかし量はスライダーで調整することができます。 

  • 使いこなし術(5)「知っておくと便利な写真の共有と送り方」

    旅行先やイベントで、撮影した写真や動画をその場で友達と共有したい場合、友達もAndroid端末の場合は「Androidビーム」を使って撮影データを送りあえます。AQUOSだけの機能という訳ではありませんが、とても便利な機能です。このAndroidビームは、「NFC」と「Bluetooth」の両方が使えるAndroid端末同士で使うことができます(Android 4.1以降)。

    1. 送る方と送られる方の両端末のNFCの設定がオンになっていることを確認します。
    2. 「アルバム」アプリで送りたい写真を表示し、「共有」をタップして「Androidビーム」をタップします。
    3. 両方の端末の背面を合わせて撮影データを送信します。
  • 今回は、発売されたばかりの春モデルとフラッグシップモデルの使い方を中心にご紹介しましたが、「背景ぼかし」モードや「Androidビーム」をはじめ、新しい機種でなくても使える機能もご紹介しました。これからの3月4月にかけては、一年の中でも多くの写真が撮られる「桜」のシーズンがはじまります。スマートフォンAQUOSのカメラを使いこなして、素敵な写真をたくさん撮りましょう。

    (テキスト・撮影:黒田智之)

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