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2018.09.13

SNSでも映える写真の仕上げ方

  • インスタグラムなどのSNSへの投稿前に、撮影した写真をトリミング(切り抜き)したり、明るさやコントラストを調整するだけで、写真の印象は変わります。

    AQUOSには「アルバム」アプリが用意されています。普段は写真の閲覧や画像の管理で使用することが多い「アルバム」ですが、画像編集機能を使えば、誰でも簡単に写真を編集、加工することができます。

    今月のPHOTOSHOWは、AQUOS R2で撮影した写真を「アルバム」の画像編集機能を使って、より魅力的に仕上げるコツについて、撮り方なども交えてご紹介します。

  • アルバムの画像編集機能の使い方

    「アルバム」は、ホーム画面(またはアプリ一覧)にあるアイコンをタップ、またはカメラの撮影画面右下からのサムネイルをタップして起動します。

    「アルバム」を起動すると、画像の一覧がサムネイルで表示されます。画面左上のメニューから、表示方法(日付やフォルダなど)を変更することもできます。

    画像編集を行いたい写真を一覧から選択し、画像を表示した状態で、画面右上にあるメニューにある「画像編集」から行います。「SHカメラ」からの場合は、撮影画面右下に表示される画像から「アルバム」を起動することができますので、撮影した写真を確認する際、そのまま画像を編集することができます。

    画像編集機能画面への手順

    画像編集をはじめて行う際に、編集に使用するアプリの選択が求められた場合、「画像編集」をタップし「常時」(おすすめ)または「1回のみ」をタップして選択します。「常時」を選択した場合は次回以降この画面は表示されません。 

  • 画像編集機能でできること

    アルバムの画像編集では、切り抜きやリサイズ、明るさや色の調整、フィルター効果、フレーム加工、モザイクや目隠しといった画像の加工もできます。写真の編集に関しては、明るさや色に関する編集が中心になります。その機能の多くはカメラアプリのマニュアル撮影でも調整できますが、撮影時にはオートで撮影して、撮影後に編集機能を使って明るさや色などを調整するのもよいでしょう。

     

     

    編集できることは、大きく5つに分類されています。まず最初にここから編集機能を選びます。

    主に画像の調整に関することが行えます。画像の切り抜きやリサイズはここで行います。
    モザイクや目隠しを行えるほか、プチエステを使うと体型や顔の補正、目をぱっちりさせたり、美白やシワを隠してくえる肌調整機能もあります。
    画像にフレームを追加することができます。追加するフレームによっては、四隅の角、太さ、色なども調整できます。
    フィルターを選択して、ワンタッチで写真の雰囲気と質感を変更してくれます。ヴィンテージやインスタント、モノクロなどに加工することができます。
    明るさ(露出/トーンカーブ)や色(色彩/彩度)、シャープネスやコントラストといった写真や画像の調整・編集に関することの多くはここから行えます。
  • 画像を編集する際は以下のような手順がオススメです。
    1. 明るさや色に関する調整や編集を行います。
    2. モザイクやプチエステは明るさなどの調整の後に行いましょう。
    3. フィルター加工を行う場合も明るさなどを調整してから行った方が綺麗に仕上がります。
    4. 明るさや色、質感が決まったら、仕上げとして切り抜きや傾き補正などを行って画像を調整します。
    5. フレームをつける場合は、切り抜きなどを行ったあとに行いましょう。

    編集した画像を保存をしても、編集前の元データは残ったまま別の画像データとして保存されるので、何度でもやり直すことも可能です。

  • 覚えておきたい画像編集の基本機能

    ここからは、作例を用いて覚えておきたい編集機能の基本をご紹介致します。

    トリミング(切り抜き)

    撮影後に「もう少し大きく撮っておけばよかった」と思った場合やSNS用に「真四角の写真にしたい」といった場合の縦横比の変更を行う場合は、「トリミング(切り抜き)」を使用します。

    元データ/編集データ


    撮影時の悩みで多いのが「構図」です。じっくりと考えたり色々な構図を試したりする時間があればよいですが、そうもいかないことも多いはずです。そんなときは、被写体が見切れないように広めの構図で撮っておき、「トリミング(切り抜き)」機能を使って撮影後に行うのもよい方法です。

    <トリミングとリサイズの違い>

    画像の必要な部分を切り抜いて画像の画角を変えるのが「トリミング」で、「リサイズ」は、画角はそのままに「画像サイズ」を小さくします。画像をメッセージやメールなどに添付するような場合やガラケーの相手に送る場合にファイルサイズを小さくしたい場合に使用します。

  • 画像の回転と傾き調整

    撮影時のカメラの構え方などによって、保存された写真の天地がおかしい場合は回転を使って天地を正しましょう。傾きを調整したい場合には「傾き調整」を使用します。

    元データ/編集データ


    撮影時には気にならなくても、撮影後に気になることが多いのが「水平と垂直」です。写真の傾きによるズレは、写真の印象を左右します。特に風景写真の場合は、水平垂直がしっかりしているだけで、写真自体がよくなることも多いです。もちろん、写真によっては水平がルーズな方がよい場合もありますので、好みに合わせて調整してみましょう。

  • 露出(明るさ)の調整

    画像編集でもっとも多く使うことになると思われるのが「露出」を使った明るさの調整です。画像を確認しながらスライダーで調整だけなので、簡単に調整できます。

    明るさの調整には、「露出」以外にも「影(暗い部分の調整)」「ハイライト(明るい部分の調整)」「カーブ」なども合わせて使用すると、より詳細な調整ができますので、画像編集に慣れている方にはおすすめです。

    元データ/編集データ


    明るさに関しては、撮影時にあまり明るくしすぎたり暗くしすぎないことがポイントです。写真が明るすぎて「白とび」を起こしたり、暗くしすぎて「黒つぶれ」を起こしてしますと、画像編集でもどうすることもできません。撮影時に明るさに迷う場合は、若干暗めに撮影することをおすすめします。AQUOSのカメラは、撮影画面を縦方向になぞると明るさを調整することができますので、撮影時に明るさをある程度調整しておき、画像編集で仕上げるというのがおすすめです。

  • 彩度(色の濃さ・鮮やかさ)の調整

    風景をはじめ、料理や花など色鮮やかさで印象が変わる写真では、色の濃さを調整する「彩度」を調整しましょう。

    彩度の調整には、「自然な彩度」と「彩度」2種類の調整方法があります。写真全体の彩度を調整するにが「自然な彩度」で調整も簡単です。もうひとつの「彩度」では、全体の色濃度だけでなく、赤、青、黄、緑などの個別の色の濃さを詳細に調整できます。

    元データ/編集データ


    オートで撮影する場合、色の濃さについては撮影時にはどうすることもできません。光の方向が順光の場合は鮮やかに撮れますが、室内での撮影や逆光での撮影ではどうすることもできませんので、画像編集を使って色鮮やかに調整しましょう。

  • コントラストの調整

    写真のメリハリを調整するのが「コントラスト」です。コントラストの数値を高くすると、明暗(白黒)の差がはっきりとして、「黒」がしまり硬質な印象になります。逆に数値を低くするとフワッとしたやさしい印象の写真になります。

    元データ/編集データ


    コントラストを調整する場合のヒントとして、質感を表現したい場合や影を強調したい場合や色をくっきりさせたい時には、コントラストを上げてメリハリのある硬質な印象にしてみましょう。逆に全体的に明るく影が少ない写真の場合は、コントラストを下げることで、より優しくフワッとした印象の写真になります。コントラストを調整する場合は、明るさや色の濃さなども合わせて調整してみましょう。見え方や雰囲気が大きく変わります。

  • SNSで映える写真は、全体の世界観も大切

    SNS映えする写真というものに基本的には定義はありません。もちろん流行りの撮り方や人気の被写体などはありますが、投稿者(インスタグラマー)自身の人気にも左右されるため、みんなが撮るような流行りの写真を真似て投稿するよりも、「あなたにしか撮れない」「あなたらしい視点」で撮られた写真を投稿したほうがよいでしょう。

    そこで大切なのが、写真がサムネイルで並んだときの見え方です。写真がサムネイルとして並んだ状態は、一枚の写真を見るときとは違い、投稿された写真全体の雰囲気や世界観、つまりあなたの写真の個性がよく見えるため、写真のトーンや世界観が統一され、全体で「〇〇さんらしい写真」となっているかが重要になってきます。

    SNSを自分の写真のアルバム的な記録とする場合は何でもよいと思いますが、自ら発信者としてフォロアーを増やしたい場合は、自分の写真は「見られている」のではなく「見せている」という気持ちをもって、投稿する写真にテーマを設けたり、写真の見え方や雰囲気などにも気を遣って、自分のフォトストーリーを作る気持ちで演出して投稿してみましょう。

    撮影した写真を、AQUOSならではの「アルバム」アプリの画像編集機能を使って、自分の思い通りに仕上げて、SNSへ投稿してみましょう。「アルバム」アプリに関する操作方法については、以下も参考にしてください。

    アルバムアプリについて
    AQUOS_R2_ALBUM_MANUAL.pdf

    あとからキャプチャー(静止画)
    AQUOS_R2_CAMERA_CAPTURE_Pic.pdf

    あとからキャプチャー(動画)
    AQUOS_R2_CAMERA_CAPTURE_Mov.pdf

    ストーリー再生
    AQUOS_R2_CAMERA_MANUAL_Story.pdf

    リンクをクリックすると、操作方法をPDFで確認できます。
    PDFをご覧になるには、Adobe Acrobat Readerが必要です。

  • AQUOSのカメラアプリ「SHカメラ」と「アルバム」は、基本的にセットで使用します。googleの「フォト」など、シャープ製の純正アプリ以外のものを使用すると、「あとからキャプチャー(静止画/動画)」「背景ぼかし(SHカメラの撮影モードで「背景ぼかし」がある場合)」「ストーリー再生(AQUOS R2)」「スロー再生 (SHカメラの動画撮影モードで「スロー録画」がある場合)」「画像の表示/非表示」など、AQUOSならではの機能の一部が使用できなくなります。

    黒田 智之 くろだ ともゆき
    1971年東京生まれ。公益社団法人 日本写真協会会員。
    アートディレクター、フォトグラファーを主として音楽、映像、出版、広告などで活動。近年では、スマホ写真を中心に写真の撮影・プリントに関する書籍の執筆やセミナー、ワークショップ等の講師も務める。近著には『「いいね!」を増やす スマホ写真の撮影レシピ』(シーアンドアール研究所刊)などがある。
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