特集記事

2020.05.21

AQUOS R5G 使いこなし術 - 写真編「撮影機能について」-

  • 今回の特集の内容
    1. テーブルフォトから人物まで
    2. カメラを変えてもしっかり被写体を認識
    3. 撮影派も加工派も納得の機能
    4. ビューティー系アプリなしでも美肌に撮影
  • AQUOSのフラグシップモデル AQUOS R5Gの使いこなし方、前回は写真編「4つのカメラについて」の前編として、AUQOS初のクアッド・カメラについてご紹介しました。今回は後編として、新しくなった「背景ぼかし」や写真を作り込むためのデータ形式「RAWデータ」への対応などの新機能もまじえた、写真についての機能をご紹介していきます。

    AQUOS R5Gの「4つのカメラについて」は以下でご紹介しています。ぜひ、あわせてご覧ください。

  • 背景のぼかし量:10

    背景のぼかし量:5



    望遠カメラを使用するため、被写体との距離が離れていてもしっかりぼける

    「背景ぼかし」は、花や料理といったテーブルフォトはもちろん、人物やスナップ撮影でも背景をぼかした撮影が可能です。望遠カメラを使用するため、被写体との距離にかかわらず(効果的な距離の目安は、1〜2m以内)、背景をぼかした雰囲気のある撮影が行えます。ぼかし量も10段階で調整できるため、被写体と作風に合わせた撮影が可能になります。

    左:背景のぼかし量「10」で撮影 / 右:ぼかし量を「0」にして撮影


    撮影モードの変更方法

    (例:AIオートから背景ぼかしへ変更)

    お買い上げ時の撮影モードは「AIオート」です。撮影モードには、「背景ぼかし」や「マニュアル」、プリセットで簡単にこだわりの撮影ができる「おすすめプラス」が用意されています。

    <変更手順>
    ①撮影画面左上の丸いアイコンをタップします。②撮影モードメニューで変更したいモードをタップして選択すると、撮影モードが変更されます。③撮影モードメニューは写真、動画、サブカメラ(セルフィー用)で、選択できるモードが異なります。

  • AIが「夕景」を認識/超広角カメラで撮影

    AIが「料理」を認識/標準カメラで撮影

    AIが「花」を認識/望遠カメラで撮影

  • 「AIオート」が認識する被写体と場面について

    カメラを向けるだけで、AIが「人」「犬」「猫」「料理」「花」「夕景」「花火」「QRコード」「白板」の9つの被写体や場面に合わせて画質や設定を調整します。

    例えば、AIが「料理」を検知すると、彩度と明るさを調整し、色鮮やかに撮れます。色の鮮やかさが写真の印象を変える料理や花の撮影では効果的です。また、「白板」はホワイトボードなどに書いたメモを斜めから撮影しても、AIが白板に書いたメモとして認識し正面から撮ったように補正してくれます。

    撮影時に知っておきたい明るさ調整のテクニック

    明るさ調整とAE/AFロック(明るさとピント位置を固定する機能)はAQUOSの従来モデルでもできましたが、AQUOS R5Gでは操作方法が変わりました。

    基本は画面をタップして画面をなぞる

    <調整手順>
    ①まずは画面をタップしてピントを合わせます。四角の枠が青くなったらピントが合った状態です。その時、四角の横に「明るさ調整バー」が表示されます。②太陽のマークの方向に画面をなぞると明るく、③逆方向になぞると暗くなります。

  • 連続撮影に便利なAE/AFロックは画面をロングタップ

    <調整手順>
    ①画面をロングタップ(長押し)すると、四角の枠が黄色くなり、ピントと明るさがロックされた状態になります。この状態でも「明るさ調整バー」が表示されます。②太陽のマークの方向に画面をなぞると明るく、③逆方向になぞると暗くなります。シャッターを切っても、ピントと明るさの設定は変わりません。別の場所をタップすると、AE/AFロックが解除されます。

    ピントの位置を変えずに何枚も連続して撮影するような場合や、動いているものを待ち構えて撮影する場合では、ピントと明るさを固定した方が素早く確実に撮影できます。

    ※ 超広角カメラは固定焦点のため、明るさのみの調整となります。

  • ホワイトバランスで赤みを足し、色合い(彩度)で鮮やかに、コントラストを上げて明暗のメリハリをつけて撮影した作例(超広角カメラで撮影)

  • ノイズを抑えるためにISO感度を下げています。空の色を見ながらホワイトバランスを調整後、色合い(彩度)で鮮やかにし、黒つぶれに気をつけてコントラストを若干上げて撮影した作例(標準カメラで撮影)

  • ISO感度を下げてノイズを抑え、色合い(彩度)で鮮やかに、コントラストとシャープネスを若干上げ、被写体に限界まで近づくためにマニュアルフォーカスを使って撮影した作例。暗めに撮るために明るさ調整を行なっているのもポイント(望遠カメラで撮影)

    操作は感覚的でも撮れる写真は本格的

    AQUOSのマニュアル撮影は、調整したい設定のアイコンをタップして表示される、スライダー上の「○」をドラッグして調整するだけなので、カメラの知識がなくても加工アプリ感覚で自由に設定できます。

    特に、ホワイトバランスで色を変えたり、色合い(彩度)を調整して鮮やかにするなど、自分の好みや撮るものに合わせて自由に調整できます。

    左:オートで撮影した写真 / 右:マニュアルでホワイトバランスを上げて空の色を変えて撮影

    夕焼けで効果的な赤みを強調したい場合に効果的な「ホワイトバランス」、料理や花、風景を鮮やかに撮りたい場合の「色合い(彩度)」、明暗のメリハリをつける「コントラスト」、よりシャープに解像感を上げたい場合の「明瞭度」などは、加工アプリのような使い勝手で、効果的に使えます。
    よりマニュアルらしい本格的な撮影を行いたい人には「ISO感度」や「シャッター速度」、「マニュアルフォーカス」も調整できます。また、一度調整したら、カメラを再起動しても、そのままの設定で撮影できます。

    ホワイトバランス
    色味を変更できます。数字が大きいほど赤みが増し、小さいほど青みのある写真になります
    ISO感度
    数字を小さくすると画質は向上しますが、暗所では手ブレを起こしやすくなります。
    シャッター速度
    残像を撮るような場合は速度を遅く、弾ける水滴を撮るような場合は速度を速く設定します
    フォーカス
    四角の枠内の赤く表示される「ピーキング表示」をガイドにし、マニュアルでピントを合わせます
    彩度
    数字が大きいほど色が濃く鮮やかになり、小さいほど色が薄く、0になると白黒になります
    コントラスト
    数字を小さくすると、フワッとした印象に、大きくすると、くっきりとメリハリのある写真になります
    明瞭度
    数字が小さいほどノイズが目立たなくなり、数字が大きくなるとシャープに写すことができます
  • 本格的な作品作りに最適なRAWデータの保存に対応

    RAWデータは、撮影時の光に関する情報がそのまま残っています。例えば、逆光で撮影によくある「白飛び」や「黒つぶれ」も、RAWデータには情報が残っていたりします。RAWデータでの撮影は、撮影画面右上のカメラ設定→保存形式設定で「JPG+RAW」を選択することで撮影できます。

    左:JPEGで撮影 / 右:撮影後にRAWデータをアプリを使って明暗を調整して仕上げたもの

    この場合、JPEGとRAWデータの両方が保存されます。RAWデータを残すことで、撮影時の調整が失敗しても、現像時に画像の調整をやり直すことができます。すぐにシェアしたい場合は、JPEG。最高の一枚への仕上げはRAWデータを使ってじっくりと。といった使い分けが可能になります。

    RAWデータはAdobe Photoshop Express で仕上げる

    「Adobe Photoshop Express」は、一般的に使われるカメラアプリや加工アプリ同様の直感的な操作で、RAWデータの現像はとても簡単です。もちろん、プロ仕様に近いRAWデータの画像調整も可能です。

    撮影したRAWデータを「Adobe Photoshop Express」を使って仕上げたもの

    また、JPEG、RAWデータを問わず、プリセットによるかんたんな加工も行えます。例えば、不要なモノや汚れを「しみ除去」を使ってキレイに無くしたり、「ぼかし」を使って背景をぼかすことが直感的な操作で行えます。

  • メイクをするように画面を見ながら美肌、小顔、肌の色合い、明るさ、目の大きさを調整できます。初期設定の状態でも、加工しすぎないナチュラルな仕上がりのため、設定を意識しなくても自然な効果で撮ることができます。複数人での撮影でも効果は適用され、背景をぼかしたポートレート写真も撮ることができます。


    背景のぼかし量
    背景をぼかします。ボケ具合を10段階で調整できます。AQUOS sense2では、撮影モードを変更して「背景ぼかし」を単独で使用できます。
    オン/オフ
    AQUOS beautyの設定と解除を行います。補正効果を使用しない場合は、ここでオフにします。
    美肌効果
    肌を滑らかにします。10段階で設定できます。
    小顔効果
    顎のラインを細くします。10段階で設定できます。
    肌の色合い
    赤みを足して顔色を調整します。10段階で設定できます。
    顔の明るさ
    肌の色を明るくします。10段階で設定できます。
    目の大きさ
    目を大きくします。10段階で設定できます。
  • 3回に渡ってご紹介してきたAQUOS R5Gのカメラ機能はいかがでしたでしょうか?
    超広角の8K動画をはじめとする動画機能、4つのカメラの違いと写真の撮影機能など、カメラの数が増えたこと以上に表現力を磨き上げたAQUOS R5G。これから本格的に始まる5G時代ならではの、クリエイティビティ溢れる撮影体験を楽しんで下さい。

    黒田 智之 くろだ ともゆき
    1971年東京生まれ。公益社団法人 日本写真協会会員。
    アートディレクター、フォトグラファーを主として音楽、映像、出版、広告などで活動。近年では、スマホ写真を中心に写真の撮影・プリントに関する書籍の執筆やセミナー、ワークショップ等の講師も務める。近著には『「いいね!」を増やす スマホ写真の撮影レシピ』(シーアンドアール研究所刊)などがある。

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