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スマートフォンAQUOSの撮影のコツを紹介

特集記事

2023.7

AQUOS R8 pro カメラ旧モデル比較

  • 2023 年スマートフォン AQUOS の最新フラグシップモデル「AQUOS R8 pro」。

    1 インチというデジタルカメラ並みの大きなセンサーで撮れる写真は、最上位機種ならではの高画質。 スマートフォンで撮ったとは思えない光学ぼけ効果で雰囲気のある写真が撮れます。

    特に進化したポイントは、夜の撮影に特化した「ナイト」と、人物はもちろんペットの撮影にも対応した「ポートレート」。 何よりカメラの知識がなくても、手軽に素速くキレイに撮ることができる操作性こそが「AQUOS R8 pro」の最大の魅力です。

    今回は、AQUOS R8 pro のカメラの魅力について、 2020 年のフラッグシップモデル「AQUOS R5G」との標準カメラを使って撮り比べた写真を中心に、 カメラの実力と進化をご紹介していきます。

  • 今回の内容
    1. 夜の撮影に特化した「ナイト」がさらに進化
      これまで撮るのが難しかったシーンの撮影もかんたんに

      ・星空モード
      ・オートナイト
      ・花火
    2. AIがシーンと被写体を認識して画質や設定を調節
      日常のワンシーンを“映える”写真に

      ・花
      ・日中の風景
      ・夕景
      ・料理
      ・人物・ペット
  • ※撮影で使用された AQUOS R8 pro は、開発中のものを使用しているため、製品とは異なる場合がございます。

  • 夜の撮影に特化した「ナイト」がさらに進化
    これまで撮るのが難しかったシーンの撮影もかんたんに

    AQUOS R8 pro で撮影

    大型 1 インチセンサーの圧倒的な集光量。最もその恩恵を受けるのが夜の撮影です。 「ナイト」は夜景、星空、花火といった夜の撮影をよりかんたんに撮るための専用モードです。

    それでは、2020 年モデルの AQUOS R5G との比較写真を見ていきましょう!

    < 比較撮影した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    左上が 2020 年モデル AQUOS R5G、右上が最新の AQUOS R8 pro の「ナイト(星空モード)」で撮った写真ですが、その違いは一目瞭然です。 明るさ以前にAQUOS R5Gでは撮れなかった写真が、AQUOS R8 proなら美しく撮れるようになりました。上の作例では、天の川がしっかりと写っています。 このように、本格的な天体撮影が行えるのは AQUOS R8 pro の大きな特長です(星空モードでは、三脚などでスマホを固定して撮影します)。

    AQUOS R8 pro で撮影

    こちらは、撮影頻度も多い通常の「ナイト(オート)」で撮影したもの。 細かいところもくっきりと鮮明に、解像感のある写りをしているのが分かります。 また、白飛びもなく色数も豊富で臨場感もあります。左下が 2020 年モデル AQUOS R5G、右下が最新の AQUOS R8 pro。

    < 比較撮影した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    < 拡大した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    AQUOS R8 pro で撮影

    こちらは、上手に撮影するのが難しい打ち上げ花火です。 旧モデルとの比較はありませんが「ナイト(花火モード)」では花火を撮影するのに最適な設定となっています。

  • AIがシーンと被写体を認識して画質や設定を調節
    日常のワンシーンを“映える”写真に

    AQUOS R8 pro で撮影

    最も使用頻度が多い撮影モードが「写真(オート)」です。 写真では、AI がシーンや被写体を検出してカメラがピントや AE を合わせるシーン判定 ( 料理 / 花火 / 黒白板 / 夜景 * / 日の出・日没 / 花 / 人物 / 動物 )と人物や動物などを追尾するための被写体検出を行います。
    * 夜景は「ナイト(オート)」を ON に設定しているときに判定されます。

    < 比較撮影した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    花の撮影で苦労するのが正確なピント合わせ。AQUOS R8 pro の「AI オート(花)」は、 花に一度ピントを合わせれば、構図をずらしてもピントを合わせ続けることができます。

    < 拡大した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    鮮やかな赤い花を撮影すると、色飽和を起こして色がベタっとしてしまうことがありますが、 AQUOS R8 pro では見たままの自然な赤色を再現する画質調整を行います。

    AQUOS R8 pro で撮影

    明るい状況の写真で最も違いがわかるのが「緑」の色調と色再現です。 緑は、他の色以上に、スマートフォンで撮ると単調になることが多く、階調表現が失われてしまうことがあります。

    < 比較撮影した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    上の写真をご覧になると、一口に緑といっても様々な緑があることが分かると思います。 この緑の写りの差は、写真全体の鮮やかさの印象に大きく影響します。

    < 拡大した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    AQUOS R8 pro で撮影

    AQUOS R8 pro の大型 1 インチセンサーは、逆光に強く、豊かな階調と色彩表現が特長です。 その実力がわかりやすいのが、夕景や夜明けの写真です。

    < 比較撮影した写真 >
    左:AQUOS R5G/右: AQUOS R8 pro

    センサーの実力に加え、AQUOS R8 pro の AI オートでは、夕景や夜明けを認識すると、 色や明るさをより印象的な色味に調整し、ドラマチックな空の色に自動調節します。

    AQUOS R8 pro で撮影

    ここからは比較画像はありませんが、AI がシーンや被写体を検出して画質や設定を調節してくれる代表的な被写体が料理です。 料理は、鮮やかさ、明るさで写真の印象が変わってきます。 AQUOS R8 pro は、AI が“映える”写真に自動調節してくれます。

    AQUOS R8 pro で撮影

    AQUOS R8 pro の AI オート(料理)で撮るスイーツは、明るく鮮やかに画質を調節します。

    AQUOS R8 pro で撮影

    人物やペットのように、動きのある被写体では、被写体を追いかけながらピントを合わせ続けることができます。

    AQUOS R8 pro で撮影

    オートでの撮影がよりキレイにかんたんに。 画質はもちろん、使い勝手をはじめ、あらゆる部分で進化した AQUOS R8 pro のカメラで撮った写真はいかがでしたか? シャープが今夏自信を持ってお届けする最上位機種ならではの高画質が分かっていただけたと思います。

    日常はもちろん、旅や記念日などの特別な瞬間や思い出をワンランク上の写真で残してくれます。 AQUOS R8 pro のカメラで、素敵な瞬間をたくさん残しましょう!

  • 黒田 智之 くろだ ともゆき
    東京生まれ。公益社団法人 日本写真協会会員。
    アートディレクター、フォトグラファーを主として音楽、映像、出版、広告などで活動。近年では、スマホ写真を中心に写真の撮影・プリントに関する書籍の執筆やセミナー、ワークショップ等の講師も務める。近著には『「いいね!」を増やす スマホ写真の撮影レシピ』(シーアンドアール研究所刊)などがある。

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