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スマートフォンAQUOSの撮影のコツを紹介

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2024.7

AQUOS R9 カメラ使いこなし【前編】

  • 2024年スマートフォン AQUOS の夏モデル「AQUOS R9」は、広角、超広角のアウトカメラ、イン(サブ)カメラの3つのカメラ全てが5,030万画素。アウトカメラは、HEKTOR(ヘクトール)を冠するライカカメラ社監修のカメラシステムです。

    前編では、画質や追尾フォーカスなど日常使いに嬉しい進化を中心に、後編では「AQUOS R9」の大きな特徴のひとつ、新たにPROビデオモードが加わった動画機能を中心に、実際に撮影された作例を見ながらご紹介します。

  • 今回の内容
    1. メインカメラ(標準・広角)とイン(サブ)カメラのすべてが、5,030万画素でオートフォーカスに対応
      ・標準カメラ
      ・標準カメラ(2倍ズーム)
      ・広角カメラ
      ・イン(サブ)カメラ
    2. 撮影が難しいシーンでもサクッと撮ってキレイ
    3. オートフォーカスも進化。AIが動きを予測してフォーカスを追尾。障害物に一瞬隠れてしまってもフォーカスを合わせ続ける
    4. AIが料理を認識時、料理に写り込んだ影を消してくれる
    5. 5,030万画素の高画質セルフィー手のひらを向けたタイマー撮影でさらに使いやすく
    6. ぼかし効果で雰囲気がよくなる「ポートレート」人物は美肌、ペットは毛並みも調節が可能
  • メインカメラ(標準・広角)と
    イン(サブ)カメラのすべてが、
    5,030万画素でオートフォーカスに対応

    メインカメラの標準カメラは、日常のスナップや人物撮影にも使いやすい明るいF1.8/23mm(35mm換算)で、全画素を使用した像面位相差オートフォーカスで素早くピント合わせます。光学式手ぶれ補正搭載で、暗い場所での撮影でも手ぶれを軽減してくれ、5,030万画素の高画素をいかしたセンサー内のズーム処理は、画質を保ったままズームします。

    広角カメラは広々と遠近感のある写真が撮れるF2.2/13mm(35mm換算)でオートフォーカスに対応しています。イン(サブ)カメラは、セルフィーを撮るのに明るく使い勝手の良い画角のF1.8/28mmで、オートフォーカスにも対応しています。

    標準カメラ

    標準カメラ/ズーム倍率:1.0x /カメラモード:写真(オート)

    標準カメラ(2倍ズーム)

    標準カメラ/ズーム倍率:2x /カメラモード:写真(オート)/オートHDR:オフ

    広角カメラ

    広角カメラ/ズーム倍率:0.6x /カメラモード:写真(オート)

    イン(サブ)カメラ

    イン(サブ)カメラ/カメラモード:ポートレート

  • 撮影が難しいシーンでも
    サクッと撮ってキレイ

    AQUOS Rシリーズ向けにチューニングを行った画質エンジン「ProPix pro」で、撮影が難しい逆光などのシーンでも、見たままのシーンを気軽に撮ることができます。

    人物やペット、料理、花といった日常撮影することの多い場面では、AIがシーンと被写体に応じて自動で画質や設定を調節するシーン判定(料理/花火/黒白板/夜景*/日の出・日没/花/人物/動物)と対象を追尾するための被写体検出を行います。
    *夜景は「オートナイト」を ON に設定しているときに判定されます。

  • オートフォーカスも進化。
    AIが動きを予測してフォーカスを追尾。
    障害物に一瞬隠れてしまっても
    フォーカスを合わせ続ける

    AIが人物や動物を自動的に認識して追尾し、障害物があっても動きを予測し撮りたい被写体を追尾し続けるため、ふとした表情も逃しません。

    それ以外の被写体もタップするとフォーカスを合わせ続けます。一度フォーカスを合わせると、料理や花、小物なども被写体をタップすると、フォーカスを合わせ続けるため、構図の変更や調節をする際にも有効です。

  • AIが料理を認識時、
    料理に写り込んだ影を消してくれる

    撮影頻度の高い料理の撮影時の悩みのひとつに「料理に影が重なり写り込んでしまう」があります。AQUOS R9なら、AIが料理を認識したときに影の除去が有効になります。影の除去を行いたいときは、カメラ画面右上の「設定」から「写真」>「 料理の影を消す」をONにする必要があります。

    撮影時:料理に影が重なり写り込んでしまってもそのまま撮影します。

    撮影後:料理に写り込んだ影を自動的に消して保存します。

  • 5,030万画素の高画質セルフィー
    手のひらを向けたタイマー撮影で
    さらに使いやすく

    イン(サブ)カメラも、5,030万画素の高画質。オートフォーカスと電子手ぶれ補正の効果もあり、これまで以上に使いやすくなっています。また、カメラに手のひらを向ける「手のひらで撮影」を使うと、撮影時のポージングやカメラから少し離れた場所からの撮影、集合写真にとても便利な機能です。

    イン(サブ)カメラのポートレートでは、背景のぼかし効果や美肌、小顔、色合い、明るさ、目、鼻を細かく調節することができます。

    カメラに手のひらを向ける「手のひらで撮影」は、イン(サブ)カメラでは、写真、ポートレート、ナイト、マニュアル写真、ビデオで利用可能。アウトカメラの場合は、写真、ポートレート、ナイト、ビデオで利用可能です。

    「手のひらで撮影」を行うには、カメラ画面右上の「設定」>「共通」>「手のひらで撮影」をONにします。

  • ぼかし効果で雰囲気がよくなる
    「ポートレート」
    人物は美肌、ペットは
    毛並みも調節が可能

    ポートレートモードは、デジタルカメラのように、背景がより自然で大きなぼけ味の写真を撮影できます。背景のぼかし量の他に、人物の肌をなめらかにする美肌効果、ペットは毛並みの際立たせ具合の調節ができます。また、人物、ペット共に、AIによる動き予測とフォーカスの追尾、暗い場所でのナイトポートレート撮影にも対応しています。

    左:人物(ぼかし/美肌)
    右:ペット(ぼかし/毛並み)

    左:人物は美肌と背景ぼかし効果を調節可能
    右:ペットは毛並みと背景ぼかし効果を調節可能
    下:ナイトポートレート

    3つのカメラ全てが5,030万画素となった「AQUOS R9」。

    画質の向上はもちろんのこと、一度とらえた被写体のフォーカスを合わせて追尾するオートフォーカスや料理に重なったの影を自動的に除去する機能、手のひらをカメラを向けるとシャッターを切る「手のひらで撮影」といった、日常使いに嬉しい進化を中心にご紹介致しました。

    後半では、今回ご紹介しきれなかった写真に関するカメラモードと、多彩な表現が可能になったビデオに関してご紹介していきます。

  • 黒田 智之 くろだ ともゆき
    東京生まれ。公益社団法人 日本写真協会会員。
    アートディレクター、フォトグラファーを主として音楽、映像、出版、広告などで活動。近年では、スマホ写真を中心に写真の撮影・プリントに関する書籍の執筆やセミナー、ワークショップ等の講師も務める。近著には『「いいね!」を増やす スマホ写真の撮影レシピ』(シーアンドアール研究所刊)などがある。

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