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2016.11.09
<見たときの印象をそのままに鮮やかに撮るには彩度を上げよう >
紅葉の写真は、撮影後に肉眼で見たときの印象とのギャップでガッカリすることが多い被写体のひとつです。ガッカリしないためには、明るさと発色をコントロールすることで、印象通りの写真が撮れます。スマートフォンAQUOSの撮影モード、おすすめプラスの「くっきり」モードで撮影すると、とても色鮮やかに撮影できます。また、フルマニュアルの場合は彩度を上げることで見た目の印象どおりの鮮やかな写真を撮ることができます。
- タッチフォーカスでピントを一番赤く色づいた部分に合わせます。
- 赤いものにタッチフォーカスすると全体的に明るくなります。
- 明るくなりすぎた場合は、画面を下方向になぞって露出補正で暗めに調整します(この写真では-0.83)。この写真の場合は、紅葉の赤もそうですが、背景の湖の明るさも気にしながら調整しています。
明るさについては、順光か逆光といった光の方向によっても変わってきますので、撮影画面を見ながら臨機応変に調整しましょう。 - その他の設定ですが、色の発色を鮮やかにするために、彩度を7にしています。また、細かい部分もシャープに写すために明瞭度を7にシャープネスを強めにして撮影しています。おすすめプラスの「くっきり」モードの場合は、そのままの設定でも鮮やかに写ります。
フルマニュアル項目と設定値:ホワイトバランス(AUTO) / ISO感度(25) / 彩度(7) / 明瞭度(7)
【撮影】フォトグラファー 黒田智之さん