風景

2017.01.19

【撮影データ】ISO感度: 25 / シャッタースピード: 1/60 / ホワイトバランス: マニュアル / 露出補正: -1.83 / 撮影モード: 「おすすめプラス」フルマニュアル / 撮影写真サイズ設定: 23MP / フォーカス設定: センターAF(タッチフォーカス) / フルマニュアル項目設定: ホワイトバランス・ISO感度・彩度・コントラスト

<隅々までピントを合わせたいパンフォーカスで撮影 >
この写真のような遠景の風景写真は、隅々までピントを合わせたいですね。その場合は、画面をタッチしてピントを合わせる「タッチフォーカス」を使わずに、カメラ任せ(何もしない)でピントを合わせた方が、不要なボケ(被写界深度が浅い写真)などを押さえられることがあります。ちなみにこの写真の場合は、画角の中央部分周辺も含め、複数枚撮影したなかで一番ピントが合っているものをセレクトしています。

<影を生かしたい場合は必ず露出補正をマイナスにして暗めに設定>
風景写真に限ったことではありませんが、写真の明るさを決めるときの基準は人によって違うものです。一番明るい部分を基準にする人もいれば、影や暗い部分を基準にして明るさを決める人もいます。この写真は、暗部の表現を優先して適性の露出を決めています。スマートフォンAQUOSの2016年夏モデル以降の「おすすめプラス」のフルマニュアルには、白飛びと黒つぶれをゼブラ表示で教えてくれる「白飛び/黒つぶれ表示」を見ながら画面を上下になぞりながら露出補正を行って撮影しています。

この写真の「ましかくトリミング」のポイント
この写真のトリミングの起点は「一番明るいところ」です。そこを起点に暗い部分に向かっていく流れを作るようにトリミングしています。起点の考え方の基本は三分割された交点またはラインに起点となるものを配置することです。このことで、写真に安定感や流れといったものが生まれます。

【撮影】フォトグラファー 黒田智之さん
AQUOSというカメラの写真展」より

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