第4回 Androidオリジナルの機能を活用する

2. マナーモードを使い分ける

Androidには4つのマナーモードがある

オフィスで仕事をしているとき、あるいは電車に乗っているときなど、スマートフォンのアラーム音を鳴らしたくない場面で便利なのがマナーモードです。

Androidでは4つのマナーモードが用意されていて、状況に合わせて選択することが可能です。

マナーモード

マナーモードの選択

マナーモードを設定するには、画面上から下に向かってスワイプすると表示されるクイック設定で、マナーモードのアイコンの横にある「▼」をタップします。

これで「通常マナー」と「サイレント」、「アラームのみ」、「優先する通知のみ」の4つの選択肢が現れます。

それぞれのモードの違いは以下のとおりです。

4つのマナーモードの違い

時間を指定してマナーモードを自動で設定

Androidでマナーモードを設定する際、注意したいのはメディア音です。

これは音楽や動画を再生したときの音、あるいはゲームのサウンドなどを指し、通常のマナーモードでは消音されません。

こうした音も鳴らないようにしたい場合はサイレントモードを利用しましょう。

また本体のボリュームダウンボタンを押して音量を最小にすると通常マナーモード、そこからさらにボリュームダウンボタンを押せばサイレントモードになります。覚えておきましょう。

さらにAndroidでは、マナーモードを設定する際に1時間後に解除されるように指定することが可能なほか、平日の夜は自動的に通常マナーモードにするなど、作成したルールに従って自動的にマナーモードになるように設定することも可能です。

あらかじめ設定したルールに従ってマナーモードとなるように指定できる

マナーモードの詳細設定