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第4回 Androidオリジナルの機能を活用する

4. Androidビームで簡単にファイルをやり取り

画面上のコンテンツを“ビーム”で送信

撮影した写真を別の人に送る一般的な方法としては、前回解説した「共有」メニューを使ってメールで送信する方法があります。

ただ、もし送りたい人がすぐそばにいるのであれば、メールよりも手軽な「Androidビーム」の機能をぜひ活用しましょう。

Androidビームとは、Androidを搭載したスマートフォンを近づけることで、画面に表示されているコンテンツをすばやく共有できる機能です。

この機能を利用するには、両方の端末がNFCに対応していること、端末の設定でNFCとAndroidビームの両方が有効になっていること、ロックが解除されていて画面がオンになっている必要があります。

端末同士をかざすだけでOK

実際にAndroidビームでコンテンツを送信してみましょう。

AQUOSであれば、「カメラ」アプリで撮影済みの写真を表示し、「共有」メニューから「Androidビーム」を選択します。

「端末を他のデバイスにかざしてください」と表示されるので、写真を送りたい端末をAQUOSの端末にかざしましょう。これで自動的に通信が始まります。

送信したいコンテンツを画面上に表示し、「共有」メニューから「Androidビーム」を選ぶ

「共有」メニューで「Androidビーム」を選択

「端末を他のデバイスにかざしてください」のメッセージが表示されたら、相手の端末をかざす。これでファイルの送信が始まる

送信先となる端末を自分の端末にかざしてもらう

通信が始まると、通知領域に「ビームしています」のメッセージが表示されます。

しばらく待つとデータ転送が完了し、送信した端末でコンテンツを表示できます。

Android同士でコンテンツをやり取りする際に便利な機能なので、ぜひ活用しましょう。