Androidの基礎知識 > 第4回 Androidオリジナルの機能を活用する > 3. アプリ間でデータをやり取りする「共有」メニュー

第4回 Androidオリジナルの機能を活用する

3. アプリ間でデータをやり取りする「共有」メニュー

見ているWebサイトのURLをメールで簡単に送る

アクセスしたWebサイトのURLをほかの人にメールする、あるいは表示している写真をほかのアプリで開くといったことを実現するために、Androidに用意されているのが「共有」メニューです。

たとえばWebブラウザである「Chrome」を使っているとき、「メニュー」の中にある「共有」をタップすると、「クリップボードにコピー」や「ドライブへの保存」などといった項目が現れます。

そのいずれかをタップすると、アプリ間でデータの共有が行われ、目的の処理が行われるという形です。

メニューから「共有」をタップ

Chromeでメニューを表示

メールでURLを送信するなら「Gmail」をタップ

共有するアプリの一覧が表示された

WebサイトのタイトルとURLが本文に入力された状態で新規メール作成画面が現れる

Gmailの新規メール作成画面

アクセスしているWebサイトのURLをメールで送るのであれば、Chromeの共有メニューから「Gmail」をタップします。

これでGmailが立ち上がり、本文にWebサイトのタイトルとURLが入力された新規メールが自動的に作成されます。

共有メニューはさまざまなアプリで利用可能

この共有メニューはさまざまなアプリで利用することが可能です。

「フォト」であれば表示中の写真をGoogleドライブ(Googleが提供するオンラインストレージサービス)へのアップロードやGmailでの送信、Twitterへの投稿などを行うことができます。

写真をFacebookやTwitterに投稿する、あるいはメールで送信するといったことがすばやく行える

Googleフォトの共有項目

また新たなアプリをインストールすると、共有メニューの項目が増えることもあります。

さまざまなアプリで共有メニューを表示し、何ができるのかをチェックしてみましょう。

コラム【オススメアプリ】やるべきことのリストを作成「Google ToDoリスト」

やるべきことのリストを作成して管理するためのアプリとして、Googleから提供されているのが「Google ToDoリスト」です。

それぞれのタスクごとに期限を設定できるのはもちろん、Googleカレンダーと連携しているのもポイントでしょう。

またリストを使ってタスクを分類したり、1つのタスクに複数のサブタスクを登録できるなど、細かな機能も用意されています。

タスク管理を効率的に行いたいと考えているのであれば、ぜひ活用してみましょう。

Google ToDoリスト