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第5回 Gmailを使いこなす

3. メールを分類する「ラベル」機能

フォルダでのメール管理の問題を解決!

多くのメールサービスでは、受信したメールを整理するための機能として「フォルダ」を用意しています。

パソコンでファイルを扱うときと同様、まずフォルダを作成し、その中にメールを保存するという形です。

ただ、こうしたメールの管理では受信したメールを1つのフォルダにだけ入れることになるため、たとえば「A」というフォルダと「B」というフォルダのどちらにも該当するメールがあった場合、どちらのフォルダに入れるかを悩むことになってしまうでしょう。

こうした課題を解決するため、Gmailではフォルダではなく「ラベル」と呼ばれる機能を提供しています。

1通のメールに複数のラベルを割り当て可能

ラベルはそれぞれのメールに割り当てることができる分類(カテゴリ)であり、1つのメールに対して複数のラベルを割り当てられます。

このため、たとえば仕事の取引先から送られてきた、あるプロジェクトに関するメールに対し、「取引先」と「プロジェクト」の両方のラベルを割り当てるといったことが可能です。

ラベルを変更

受信したメールにラベルを付ける

ラベルを付ける

割り当てるラベルを選択

ただラベルはパソコンでしか作成できません。

まずパソコンのWebブラウザでGmailにログインし、設定画面の「ラベル」で新しいラベルを作成しましょう。

こうしてラベルを作成しておけば、AndroidのGmailアプリで各々のメールにそのラベルを割り当てられるようになります。

またパソコンでGmailにアクセスすれば、特定の条件に合致したメールに自動的に指定したラベルを付加する、といった設定も行えます。

ラベルは自由に作成することが可能

パソコンでのラベル作成画面