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インターネット上で目的のWebサイトを見つけ出すために、多くの人に使われているのがポータルサイトや検索エンジンなどと呼ばれるサービスです。
Googleはこうしたサービスを提供する主要な企業の1つであり、世界各国で圧倒的なシェアを誇っています。
日本ではGoogleよりもYahoo! Japanの利用者数が上回っていると言われていますが、そのYahoo! JapanでもWebサイトのキーワード検索ではGoogleの技術を利用しています。
グローバルで見た検索エンジンのシェア。Googleは90%以上のシェアを維持し続けている。
一方、ライバルであるBaiduやYahoo!は3%にも満たず、大きな差があるのが現状だ。
検索エンジンとしてGoogleが多くのユーザーに使われるようになった背景には、目的のページを的確に表示する独自の仕組みを備えていたことが挙げられます。
具体的には、入力したキーワードを含むWebサイトを単に羅列するのではなく、キーワードとの関連度合いで順位付けを行い、ランキング上位のWebサイトから表示するようにしたのです。
これにより、関連性の高いWebサイトが上位に表示されるようになり、目的の情報が含まれているWebサイトにすばやくたどり着けます。
この「ページランク」と呼ばれる仕組みによってライバルに対して大きな差を付け、Googleは世界ナンバーワンの検索エンジンとなったのです。
この検索サービスを利用し、Googleはどのように利益を生み出しているのでしょうか。
次回は、そうしたGoogleのビジネスについて解説していきます。