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度重なるバージョンアップで機能を強化
現在はGoogleが開発を行っているAndroidですが、最初からGoogleが開発していたわけではありません。
もともとは2003年に設立されたベンチャー企業であるAndroid社が携帯電話向けのソフトウェアプラットフォームとして開発されていました。
その企業をGoogleが2005年に買収し、自社で開発を行うようになったのです。
2008年には、このAndroidを搭載した世界初のスマートフォンとしてT-Mobile USAから「T-Mobile G1」が発売されます。
日本でも2009年に「HT-03A」がリリースされ、その後各メーカーから続々とAndroidを採用したスマートフォンがリリースされるようになりました。
その後、Googleは積極的にAndroidのバージョンアップを行っていきます。
最初期の端末で使われていたのは1.5(コードネーム:Cupcake)や1.6(Donut)でしたが、その後も頻繁にバージョンアップが行われ、現在最新版となっているのは8.1(Oreo)です。
Androidのバージョンアップの歴史。なおコードネームはお菓子の名前が付けられる
注)2018年2月現在の最新バージョンは8.1(Oreo)です。
当然、バージョンアップを重ねるごとにさまざまな機能強化が図られています。
たとえば2014年にリリースされたバージョン5.0(Lollipop)では、全体的なデザインが「マテリアルデザイン」と呼ばれる新たなものに変更されたほか、カーナビなど自動車に搭載されている端末とAndroidを接続する「Android Auto」と呼ばれる仕組みが盛り込まれています。
現在の最新版である8.0および8.1では、主にセキュリティの強化が図られているほか、人工知能を利用するための新たな仕組み(Neural Network API)が追加されました。
バージョン5.0以降に搭載されている「Android Auto」。
カーナビなどと連携し、地図の表示や音楽の再生、アプリの利用などが可能になる。
Googleは現在もAndroidの機能強化に向けた開発を進めており、今後もバージョンアップが続けられるのは間違いありません。
こうしたバージョンアップでどのような機能が追加されたのか、何が変わったのかを知ることは、Androidを理解する上で極めて重要です。
Androidには、表面的には分からない、さまざまな隠しコマンドや裏技が搭載されています。
これらは「イースターエッグ」と呼ばれ、開発者の遊び心で“こっそり”と組み込まれているのです。
たとえばAndroidに搭載されているWebブラウザである「Google Chrome」で、「現在オフラインです。」という画面を見たことがある人は多いでしょう。
この画面で恐竜(?)の画像をタップすると、シンプルなミニゲームが始まります。
Androidスマートフォンをフライトモードにして試してみましょう!